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Excel VBA クリップボードを使用しないコピー方法

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通常のコピーを使用しないセルのコピー方法 Copyを使用しないセル値のコピーや転記を行う方法 EXCELのVBA(マクロ)でクリップボードを使用した実装を行うと、マクロ実行中に他の作業で、コピー&ペースト等を行うと正しく動かなくなる場合がある。 もう一度マクロを実行し直すか、マクロ実行中は操作を控えるかの選択となるが、マクロを使用するユーザーが、マクロ作成者であれば回避も可能だが、そうではない他のユーザーが利用する場合、意図しない動作をしてしまう場合がある。 セルのコピーは、Copyメソッドを利用しない転記方法もある為、今回はクリップボードを使用しない方法で、セルの範囲をコピーする方法を紹介 この方法は、クリップボードが使用されてしまう。 Range("B3:D7").Copy Range("B10:Z13").PasteSpecial Paste:=xlPasteAll 実行結果 Value(XLRangeValueXmlSpreadsheet)を使用すると、クリップボードは使用されない Range("B10:D13").Value(xlRangeValueXMLSpreadsheet) = Range("B3:D7").Value(xlRangeValueXMLSpreadsheet) 実行結果 実際にクリップボードの使用、不使用を確認したい場合は、メモ帳などで、文字をコピー後、マクロを実行し、メモ帳で、貼り付け(ペースト)を行って、コピーした文字が貼り付けば、クリップボードが使用されているかいないかが確認出来る。 クリップボードの使用をマクロで実行している場合、貼付け時に、マクロでコピーした内容が貼り付けられたり、コピーしたクリップボードの内容がクリアーされている事が分かる。

VBSでマクロの実行時に警告を非表示にする方法

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マクロ付きExcelファイルを実行する際に、VBScriptで警告を抑制する方法 VBScriptでマクロ付きExcelファイルを起動する際に、マクロの実行警告を表示させないコード 下図のようなメッセージだけ表示するマクロ付きExcelファイルがあるとする。 何の害も無いこのマクロ付きExcelファイルのxlsmファイルを開こうとした場合でも、警告が表示される。 このファイルを開こうとすると・・・ マクロ付きExcelファイルを実行する為の警告メッセージで、「セキュリティの警告:マクロが無効にされました。」と表示され、【コンテンツの有効化】ボタンを押さなければ、マクロが実行出来ない状態となる。 確実にそのファイルが安全だと分かっており、頻繁に開くファイルであった場合には、いちいちボタンを押下する作業が煩わしくなる。 また、マクロ付きExcelファイルである、xslmファイルを自動実行するバッチ処理であったりする場合等は、人がこのボタンを押さないといけない状態だと、無人での自動化の妨げとなる。 このメッセージを抑制、非表示とし、VBScriptで実行する場合は、下記のようなコードで実現できる。 仮に、AutoMacro.vbsとして保存 Dim objExcel Dim objBook Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") 'イベント抑制 objExcel.EnableEvents = False set objBook = objExcel.Workbooks.Open("P:\OneDrive\Download\test\testbook.xlsm")) objBook.Close() objExcel.Quit() Set objBook = Nothing Set objExcel = Nothing 共有フォルダーからコピーしてきたファイルは、あらかじめファイルのプロパティで、セキュリティに別途チェックを入れておく必要がある事をお忘れなく。

ACCESSA-VBA | DLookupでテーブルから特定の値を取得する方法

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ACCESSのDLookup関数でテーブルから特定の値を取得する方法 1.DLookup関数でテーブルやクエリ内を検索して値を取得する方法 概要 DLookup関数は、ACCESS固有の関数で、テーブルやクエリーからデータを検索して取得する為の関数。 ExcelにもLookup関数があるが、使い方が違うだけで機能自体はほぼ同じで、検索対象から検索文字にヒットした検索結果を取得出来る。 ExcelのLookupと違うところは、検索条件がもう少し細かく指定出来る。 メリット・デメリット メリット SQLを書かなくても簡単にデータが取得できる。 テーブルからだけじゃなく、もう少し条件を絞ったクエリーからもデータが取得できる。 完全一致だけじゃなく、あいまい検索も可能 デメリット DLookupは、ACCESS専用の関数である為、EXCELのVBAでもコードを再利用したい場合は、EXCELのマクロでも利用できるように書き直す必要がある。 使い方 Private Sub btnSearch_Click() Dim CommodityCode As String Dim CommodityName As String CommodityCode = DLookup("[商品コード]", "[商品マスター]", "[商品名] LIKE '*" & txtCommodity.Value & "*'") -1 CommodityName = DLookup("[商品名]", "[商品マスター]", "[商品コード] = '" & CommodityCode & "'") -2 Dim ITM As ListItem Set ITM = lvView.ListItems.Add(, , CommodityCod