2023年度現在派遣会社平均単価とエンジニアと成立しやすい単価は！？

2023年度の物価高にITエンジニアが好みそうな単価は！？

各社の開発案件で大体の平均値と実際にエンジニアが希望している単価

月給は基本フリーランス向けのフルスタックが必要な所が殆どで、そういった所の案件から平均した為、相場が高めな場合がある。

使用するコンピューター言語別なのは、案件の文章から拾っていくのに時間がかかる為、また別の機械でやりたいと思う。

提示額について下落傾向に見える要因は、アジャイル型でプロジェクトを小規模化して提示している所も多く、アジャイル型といいつつ実際にはアジャイルではない物も多く、国内企業がITリソースに係るコスト削減の思惑が昨今の案件に強く出ている傾向を感じた。

案件	各社平均	エンジニアが好みそうな相場	考えられる要因
要件定義が存在する 開発案件 コンピューター 言語の使用有な場合 上級エンジニア が担当する事が 多い	時給 2,500～ 月給 50万～	初級エンジニア 時給 1,600 月給 20万～30万 中級エンジニア 時給 2,000 月給 30万～50万 上級エンジニア 時給 2,200 ～ 8,000 月給 60万～200万	アジャイルでの開発が増え、 3,000～6,000円程度だった 考え方が下落方向へ崩れてきた 感がある。 ウォーターフォール型が埋も れている可能性もある。 ウォーターフォール型で開発 の役割が縦割りスタイルだった 場合には、要件定義をする役割 の負荷が高めなので3,000円以上 になってくるのではないだろうか？ ちなみに上級エンジニアが希望する 額の案件になる事はほぼ無い。 （仲介業者の中抜きの額が多く 　なるだけ）
保守も必要な開発案件 初級エンジニアも可	時給 1,600～2,200 月給 40万	時給 3,000 月給 60万～	結構ミスマッチがある領域。 休日も電話対応等に追われ 役割上高負荷な環境が多い 領域でありながら、障害時の リカバリーにも神経を使う実際 には要件定義よりも重たい。 企業側は永続する為のランニング コストとして捉えている為、 低く抑えたい感が出ており提示が 低めな印象でエンジニアが 集まりにくい要員となっているようだ。
単純な実装開発案件 初級エンジニアも可	時給 1,500～2,000 月給 30万～	時給 1,500～2,200 月給 25万～	日本で良くあるSEPG案件を指す。 設計と実装がセットになった案件。 海外案件では4,000JPY以上が 当たり前の世界だが、国内では こんなレベルで、エンジニア側も 単価で仕事内容が想定しやすい。 プロジェクトリーダーの人柄で プロジェクトの過労状況が左右され やすいポジション。
リーダー的な役割が 必要な案件 （PL等） 基本中級レベル以上	時給 3,000	時給 5,000 月給 60万～	日本企業の案件で経営層への ヒアリングでは、指揮系統以外 にも、リーダーへもコーディング 実装による作業ポジションも 期待している事が殆ど。 WBS管理、メンバー管理、 コスト管理に追われ、自身に 開発や顧客調整が充てられて いる場合には、ほぼ毎日が 深夜作業。 当たり外れが非常に多い案件。
テストエンジニア	時給 1,000～4,000 月給で 出せる程 の案件が 無い	時給 1,500～4,000	テストに希望するスキルが 分野で違い過ぎてそれっぽい ジャンルで出すと... ゲーム系:1,000円～ システム系:1,500円～ という感じだと思う。 ゲームテスターの案件内容は、 スキルを必要とする物は無い 物が多いが、目を酷使しそうな 内容が多く、提示されている単価 は安すぎる気がした。
メーカーの社内SE	時給 1,600～3,000 月給 30万～	時給 2,000～ 月給 30万～	派遣型の場合、残業が少ない為 時給換算の月給は低くなりがち。 ITベンダーに依頼するレベルの 内容であれば、月給40万前後 以上を希望している事が多い と思う。 社員の面接では、最低年収 400万以上を希望と実際に言う 人が多い位で、実際には希望と 合わない経験が多かったのかな？ と思わせる印象を受けた。

物価が上がっていく終着が見えない中、エンジニアが希望する額と、企業側が希望する提示額はますます乖離していく傾向にあるのではないだろうか？