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楽天の携帯キャリア参入はどういう結果になるだろうか?

長らく3大キャリアが牛耳っていた、携帯電話業界。


ソフトバンクが、ボーダーフォンを買収後は、衝撃的な事をしてくれた事を思い出す。

まだ、2大キャリアと言われていた時代、ドコモ、関西セルラー(au)が台頭していた時代、携帯電話の月額料金は上がるばかりだった。

携帯電話の月額料金が上がり始めたのは、J-Phoneが、シャープ製の携帯電話でカメラを搭載した辺だと感じている。

当時は衝撃だった。

そして、写メなんて言葉も出だした。


2001,2002年当時は、自分は関西セルラーのCDMA電波一筋だった。
関西セルラーが初めて、CDMAと言う、高品質な通話が行える電波体系を導入したのだが・・・
キャンペーンで試用してみて、衝撃だった。
音がクリアーで、まるでその場で話しているレベルの品質だったからだ。

auになる前から、割とベンチャー的な事をやってくれていたのは、関西セルラーだった。
当時はこう考えていた。

NTTドコモ - 全国安定して使える。
関西セルラー - 常に最新技術を導入、提供している
J-Phone - とにかく料金体系がめちゃくちゃ安い。


J-Phoneの携帯電話を持つ転機が訪れた。

PBXの開発プロジェクトに参加する事になった当時、携帯電話をさわる機会がますます多くなり、J-Phoneの携帯電話を触ってみた。

はっきり言って、電波はクソだった。
通話がすぐ切れる。

電波が入りにくい。

・・が、シャープ製のカメラ機能付き携帯電話は最高に良かった。

当時、デジタルカメラもそんなに小型ではなく、また、画素も少ないのにとても高かった。

・・・が、安さを追求していたJ-Phoneだったが、安さが中途半端だったので、更新月に結局解約した。

それからは、他社でもカメラ搭載携帯電話は増えていき、関西セルラーは、GPSを搭載した携帯電話で、GPSを積極的に活用したサービスが登場し初めて、やはり最新機能に触れたい自分としては、他キャリアは興味の対象ではなかった。


そして、ボーダーフォンが、ソフトバンクに買収されて、孫さんの名前をしきりに聞くようになるのだが・・・

携帯電話の値段も、高機能になるに連れ、何故か月額料金も高くなり、当時高給取りに近かった自分としても、このコストと機能は釣り合っているだろうか?と疑問に思い始めていた。


そこで、ソフトバンクがホワイトプランなるものを出してきた。
自分の通話料金は、月額1万円を超え始めていた。

検討はしたが、ホワイトプランも当時は月額6000円近くしており、大してコストダウンが無いと思った。

とある12月位だったと思うが・・・ホワイトプランが980円になる!

もう、何も考えずに飛びついた。
ホワイトプランがまだ中途半端な価格だった時でも、企業からは導入が相次いで、ソフトバンクユーザーは随分増えていた。

相変わらず電波は最悪だったが。

何も考えずに、ソフトバンクユーザーになったが、携帯電話を乗り換えた訳ではない。

2台持ちになった。

2台持ちでも、コストダウンが出来たからだ。

普通に通話代が、980円で収まるようになった。
これには驚いた。

通話料だけで1万円だったのが・・・980円で。。

が、当時からau(関西セルラー)だけは外せなかった。
何故なら、電波は恐らくauの方がドコモより安定していたからだ。

PBXの展開で、全国に回る事があり、また、高所にも行くのだが、どんな場所でもauのCDMA電波だけは入り、会社から支給されるドコモ携帯は電波が切れる事があった。

そして、auはGPSの活用が積極的で、そんな大昔から、Google Mapを凌ぐ、Ezナビなるもので、ナビゲーションが行えていた。

最新技術は、au、携帯電話として使うのはソフトバンクとなっていた。

ソフトバンクは技術を追っている感じはしなかったが、新しい何かをマーケットに展開するのは早いと思った。

iPhoneもソフトバンクが一番乗りだった。
iPhoneを買った時もあったが、アンドロイドが出てからは、結局アンドロイドユーザーになった。

それも、auが初めてアンドロイド端末を出したからなのだが・・・
2010年頃だろうか?

iPhoneはとにかく月額料金が高かった。
機能はそれなりだったが、コストとは見合っていなかった。
当時からiPhoneのGPS、マップは使ってみたが、Ezナビを使っていた当時、ありえないほど、iPhoneのマップ機能はクソな程精度がデタラメだった。

これが、iPhoneを嫌いになった理由だ。
カメラも、auは、ソニーのカメラシリーズ、サイバーショットをそのまま携帯電話にしたようなモデルも出し、ガラケー最高だと思っていたが、IS03なるアンドロイドが出てからは速攻でアンドロイドに走り出した。

iPhoneと比べれた、搭載されているCPUがよろしくなかったので、性能は弱かったが、GPSが衝撃的だった。

Ezナビはもちろん良かったが、アンドロイドに搭載されているGoogle Mapは、Ezナビを凌駕していた。

恐ろしいほどのポテンシャルを感じた。
それからアンドロイドユーザーになって、ついでにアンドロイドアプリのマップ部分についてもアプリを作ったり、開発プロジェクトに参加する事になったのだが・・・


異変が起きた。

月額料金が、3台キャリアともどんどん上がっていく。
気がつけば、月額固定料金だけで7000円を超える始末。

目立っていなかったが、MVNOのmineo(マイネオ)の存在をしり乗り換えた。

恐ろしく安かった。。。 auの電波を使ってのサービスだから、品質は信じていたが、当時は、何がどう変わるのか失敗前提でmineo(マイネオ)にした。

結果は大成功・・・びっくりした。
3大キャリアとも、動画サービスとか、テレビサービスとか、謎な保険サービスとか無駄にやるから料金が高くなるんだな。

スマホに求めるのは、通話、ネットのみ。

で、7000円を超えていた月額料金が、1500円になった。



正直、今は、Xperiaとmineo(マイネオ)の組み合わせで大満足しており、他のキャリアに興味は無いのだが・・・

物価が上昇してきて、もっと、何かをまとめて安くなる方法は無いかと考え始めた。
最近、3大キャリアでは、保険サービス、電気サービス等など組み合わせて安く出来るような感じだが、それが安いと、こっちが高くて、結局合計金額一緒みたいなものが多く、メリットがゼロ。


ここへきて、楽天の登場!
楽天は既に、イオンが展開しているような事と同じことをネットを活用して行っている。

入り込みが弱く、イオンよりは魅力を感じていないが、イオンはイオンモバイルというMVNOキャリアとして展開はしているが、キャリアとしては参入しなかった。


楽天も楽天モバイルを展開しているが、マーケットへのポテンシャルを感じたのだろう。
そして、楽天がネット界のリテールとしてそれを組み合わせた展開。

そこそこ、何かが変わるんじゃないかと期待している。

イオンが展開している電子マネーWAON(ワオン)のアクティブユーザーにも、少しづつ影響を与えていくと予想している。


どの程度影響を与えるかは正直、そんなに大きくは感じていないが。
楽天が、ネットだけじゃなく、リアルにも店舗展開して、イオンと同じようにイオンよりも品質が良いPB製品でも攻めれば、まるで変わってくるんじゃないだろうか。

最近のイオンも、3大キャリアも絶対的地位でどうにも消費者目線でも好きでなくなりつつあるし。

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