Javaが有償化されるが、日本企業の殆どは知らんふりをするだろう。
Javaが有償化されるが、日本企業の殆どは知らんふりをするだろう。
日本の中小企業は、不正ライセンスに溢れている。
謎なOfficeライセンスを数千円で購入したり・・・とにかく日本企業はヤバイライセンスで溢れている。
大企業ですら、OSSのライセンスを自分たちで拡大解釈しまくって、いや~違うと思うんだけれども・・・って気がついても、指摘した方が、頭悪いんじゃないかと思われる雰囲気になる。
もしかしたら、そう気が付かないフリをしろというツッコミなのかも知れないが・・(;´∀`)
ところで、日本のIT業界では、コンピューター言語のJavaが有償となる事に非常に衝撃を受けているようだ。
日本の官公庁のシステムはほぼ全てJavaが使われている。
やはり、無償という名のライセンスに心を惹かれたのだろう。
だが、何年も前に、Javaがサン・マイクロシステムズから、Oracleに買われてしまった時に、カンの良いエンジニア達は、Javaは危険だと気がついて距離をおいた人もいるだろう。
オイラ~もその一人だけれども。
Androidの開発には、Javaでやるのが手っ取り早い道だったから、一度は手を染めたけれど。
いよいよ有償化される。
保険会社や銀行・・・とにかくあちこちでJavaが使われている。
これは、今まで何もしなければ、費用がかからないと思っていた企業には大打撃では無いだろうか。
突然、予算化する必要が出てきてくるわ、しかも、何百万とライセンス費用がかかる割には、システムが使いやすくなる訳でもないわで。。。
Oracleも結局マイクロソフトと同じ費用回収スタイルを取ったわけだ。
非商用(勉強とか)開発自体は無料。
商用は、費用がかかる。
Microsoft系言語のC#やVB.NET等の場合には、Visual Studioのライセンスを買うという単純なライセンススタイルだが・・・
Javaの場合はどうやら違うみたいだ。
JDKに対して、課金を行うスタイルを取るようだ、
Visual Studioが、開発時に8万前後払うだけに対して、Java側は、実質Javaを動作させるマシン全てに課金させるスタイルを取るようだ。。
Javaを使った夜間バッチ処理が多い日本では、バッチが動く全てのマシンに対してライセンスを購入する羽目となりそうだ。
しかも・・・何気に高い。。。
いきなり有償化を発表したから、イージーな価格と思いきや・・・ やばい価格だ。
偶に、オイラ~は、他のエンジニアとディスカッションする時に、毎回Javaを選ぶ事のリスクについて語るのだけれども、あまり興味を持たれなかった。
なんか、痛い目見るまでリスクアセスメントから目を反らすのか、楽観主義なのか・・
よく、海外のエンジニアからは、日本はOracleにお金を払うのが好きだと言われる事があるが・・・この件でも大金をオラクル社へ払いそうだな・・・