先週は新型コロナウイルス肺炎の警戒心を慢心させる印象操作か?感染拡大の恐れは小さいと報じていたが...
警戒心を慢心させる印象操作の記事は感染による被害拡大に加担している。
政府の新型コロナウイルス現状対応を正当かするような印象操作のような記事の多さ
Yahooのような国内大手のポータルサイトでも下記のような記事が掲載された。
コロナ「感染拡大のおそれはとても小さい」大御所がパニックを叱る!
そして、こういった記事を見て、感染拡大の恐れが無いと思い込んだようなコメントも多い。
https://t.co/TZYs17Ldt8— kumamon007 (@asoboy33na6340) February 21, 2020
オイラも81歳、この人の話を信じるよ。
根路銘国昭氏。1939年沖縄出身(80歳)、北海道大学大学院中退・獣医学博士。スペイン風邪ウイルスのルーツを解明するなどウイルス研究国際的第一人者。感染拡散防止で世界で活躍し成果を上げている。トナムの病院対応比較に納得。
こういった印象を植え付けられた読者は、新型コロナウイルスへの警戒心を緩めてしまう結果となり、結果、COVID-19の感染拡大に加担する結果となっていると思われる。よもさんの最新のブログを読んでると、新型コロナウィルスは、3月まで終息するのではという感じだった。呼吸器系ウィルス研究室長の根路銘国明さんの見解を述べたものをここに載せます。https://t.co/58uFXq6SrY— moto (@moto38939486) February 19, 2020
医療に対する知見のある方は、特効薬、薬も無い中で、こういった記事に警鐘を鳴らしています。
僕は未知の物事を常に怖れます。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) February 16, 2020
恐れない人を叱ります。
怖れることを忘れ楽観論の世界に生きる大御所の大先生よりましだと自負しております。
コロナ「感染拡大のおそれはとても小さい」大御所がパニックを叱る! https://t.co/CUa2sVp8D1 #ブルーバックス
一般の方でも、今回の印象を操作するような記事について違和感を覚えた人も中にはいた。
そんなに感染力の弱いウイルスなら、なぜ、あれだけ中国で大流行したのか?— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) February 15, 2020
医療設備が脆弱だから? 衛生環境が悪いから?
じゃあ、医療設備が整い、衛生環境もいいはずのクルーズ船で、大量に感染者が出たのはなぜ?https://t.co/x75lM6UBn7
— 航空狂 (@koukuukyous) February 13, 2020
記事を書いた人にとって、恐れはとても小さいというだけで、拡大しないとは言っていないと、後からなんとでも言い訳できるような煽り記事なのだ。
また、前回取り扱った記事で、「コロナウイルスの毒性が弱いことを知っているか?」のような記事は、その時の印象操作の役割を終えると、主要なポータルサイトからは記事が削除される。
前回削除された記事について:新型コロナウイルス肺炎のYahooやテレビに流れる情報操作が怖すぎる
記事が出て1週間経過後、新型コロナウイルスの国内感染者は全国に広がりを見せている中、あの時の記事の妥当性について、国民の新型コロナウイルス対策の警戒心を緩めた罪は重いと思う。
新型コロナウイルスの対応を担っている厚生労働省の職員にも感染が広がっている中、3月頃に感染拡大が止まるような印象も与えられているが、その時になってどの程度信憑性がある記事だったか問われる時期が来るだろう。